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ひとつでは少なすぎる。

趣味と嫁のために社畜生活頑張ってます。趣味と仕事が中心の雑記ブログ。

アドバイスは受け取っても良いが、あなたはアドバイスしては行けない

こんにちは、ヒロタカです。僕は、人にアドバイスをするのはあまり好きではありません。

 

 

仕事の関係で「これはどうやれば良いんですか?」などと質問をされたときは丁寧に答えます。ただ、後輩などが自分で仕事を勧めている時に横から「こうした方がいいんじゃいか? 僕だったら~」などと口を出すのは意味がないと思っているので僕はそういう時には何も言いません。これに口を挟んでしまうと、後輩の成長を妨げると同時に、自分自身の成長も妨げてしまうからです。

 

アドバイスは聞くものでなく生み出すもの

社会人になりたての頃は「ここはこうした方がいいよ」「ここは難しいポイントだから注意してやろう」と様々な人からアドバイスを受けるかもしれません。そして、それを素直に聞いて実践していけばある程度仕事をうまく回すことが出来るでしょう。しかし、そうやって人の受け売りだけで仕事をしている状態のままだと、あなたはその仕事の本質を知らずに、ただ上澄みを舐めているだけの状態で終わってしまいます。それでは、あなた自身で生み出したものは何もなく、あなたの成長もありません。本当に役に立つアドバイスというのは、仕事を一生懸命やった後にしか手に入りません。なぜなら、仕事をやる前のアドバイスというのは、あなたの疑問に答えていないからです。

 

アドバイス=助言、忠告といったものは疑問があって初めて機能するものです。「ここは難しいポイントだから注意して」などという抽象的なアドバイスでは役に立ちません。「なんでここは難しいのか?」「難しいポイントをもっと簡単にできないのか」など本当に役立つアドバイスは、具体的で実務的な疑問から生まれるものです。そして具体的で実務的なアドバイスを受けるためには、アドバイスを受けるあなた自身が仕事への疑問を具体的実務的なレベルで理解している必要があるのです。

 

本当のアドバイスは、アドバイスの前に疑問が必要です。疑問のない状態でいくらアドバイスを貰っても意味がありません。頑張る過程であなたの内側から生み出される「疑問」があって初めて本当のアドバイスを受けることが出来るのです。

 

アドバイスしたがりの言葉は無視する

ただ、あなたがアドバイスを望まなくても、あなたにアドバイスをしようとする人もいるでしょう。そういう人は往々にして意味のないアドバイスをしようとします。

 

よくあるのが、「俺が若かった頃は~」といった過去の(つまり現代では全く通用しない)経験談などは働いたことがある人なら一度はどこかで聞いたことがあると思います。酒の席のバカ話ならばともかく、仕事の時間にそういうことを喋ってくる先輩上司は間違いなく仕事が出来ません。一番いい対処法は無視することなのですが、間違いなく上司の機嫌がわるくなるでしょう。こういったタイプはアドバイスをしたいというよりも自分語りがしたいだけなので、適当に相槌をうって「へー、すごいですね!」と何回か言えば満足しますので上手く聞き流すのが一番です。

 

厄介なのが、あなたが仕事をやっている際に横にやってきて「この資料だと、こういう過程になっているけど、もしこうなったらどうすんだ?」などと万が一にもない可能性を指摘してきたり、揚げ足取りをしてくるひとです。こういう人に限って自分は有能な人間だと思っている可能性が高い。実際成績を上げている人もいますが、それを真似する必要はありません。成績を上げる一方で周りの評判などは最悪の場合が多いです。真似する必要はありません聞き流しましょう。こういう人の対処法としては、無視するのが一番です。物事の本筋から外れた論点で延々と話し続けられるのは時間のムダでしかありません。ただ、もしその人の話を聞かざるをえない立場、たとえば会社の直属の上司・先輩だった場合には(自分が)異動するか(相手を)異動させるかしかありません。上司や人事に掛け合ってすぐさま逃げるのが一番です。上の自分語りと同じで、人に延々と喋りたい人間は真っ向から相手にするのが一番厄介です。「逃げるは恥だが役に立つ」です。

 

本当のアドバイスは「応援」

本当に有用なアドバイスは自分の内側から「湧き出てくる」疑問や仮説に対する助言や提案です。私見ですが、有用なアドバイスをくれる人ほど普段はアドバイスをしません。その一方で、良く部下や後輩の話を聞いています。アドバイスをするためには、疑問を理解してあげないといけません。アドバイスを受けたい側がどういう意図でその話をしているのかをきち


んと理解できる人ほど出来るアドバイスをくれるでしょう。そして、そういう人ほど「否定」を行いません。出来る人のアドバイスは基本ポジティブなものです。過去の自分語りや、重箱の隅を突くような揚げ足取りが出来るのは、アドバイスを受けたい人の気持がわかっていないからです。本当の出来る人はあなたの質問の裏にある「もっと仕事をがんばりたい」という思いに気づいてくれ、けしてその気持を曲げないようにポジティブな言葉でアドバイスを送ってくれるでしょう。

 

最後に

社会人になりたてや、新しい仕事に着いたばかりのときは、たくさんのアドバイス(という名のおせっかい)を受けるでしょう。ただ、そのままアドバイスに従って仕事をしてもあなたは仕事の表面をなぞるだけで終わってしまいます。仕事を本気で覚えたかったら自分なりに勉強してたくさんの疑問を持つようになることです。疑問が持てたということは、その仕事に対して基礎的な部分が理解できているということです。今まで「分からないところが分からない」状態だったのが「分からないところが分かる」状態になっているのですから大きな進歩です。

 

本当に有益なアドバイスをくれる人は自分から進んでアドバイスしに行きません。それはあなたが「分からないところが分かる」状態になる事を望んでいるからです。「分からないところが分かる」状態になったあなたの質問や仮説に対して、その人は真剣に話を聞き、真摯なアドバイスをくれる得難いアドバイザーとなることでしょう。

 

一方で、アドバイスという名の自分語りや揚げ足取りをするひともいます。そういう人は得てしてあなたの話を聞きません。語るのは見当ハズレの自分語りや重箱の隅をつつくような揚げ足取りばかりになるでしょう。そういう人はだいたい仕事もできないものです。出来る限り近づかないようにしましょう。話しかけられた時の対処としては出来るだけ当り障りのないように聞き流すのが一番です。