こんにちは、ヒロタカです。
大体練習に行くときは電車や車で目的地まで向かいます。
練習時は楽器以外にも持っていくものがたくさんあります。
譜面台、楽譜の束に喉を潤すためのドリンクなど、サックス一本持っていくだけで済むのならどれだけ良いかともいますが、そうも行かないのが難しいところです。
移動で疲れてしまって、実際の練習に身が入らないなんてことになったら目も当てられません。移動するときは出来るだけ手軽に移動したいものですね。
今回は僕のおすすめするサックスケースをまとめてみました。
サックスケースの種類
ケースは大きく分けて3種類に分けられます。
軽い ← 重い
脆い → 頑丈
①ソフトケース ②セミハードケース ③ハードケース
本体を買ったときのケースは頑丈さ重視のハードケースの場合が多いかと思います。安全性ならハードケースが一番です。
ただ、純正のハードケースは重たい上に持ち運びもしづらいので、ソプラノより大きい場合はより移動に適したケースを別途購入することをおすすめします。
ただし、ソフトケースで運んでしまうとサックス自体にダメージが出てしまうので本末転倒。今回は、セミハード〜ハードの間で良さそうなものを探してみました。
おすすめのサックスケース5選
BAMセミハードケース トレッキングスタイル(約3.0`kg)
僕も使っていますが、老舗のBAMトレッキング型サックスケースです。
しっかりした作りのため、重量感がありますが、ウレタンがガッチリ楽器をホールドしてくれているので移動中の安心感があります。また、レインカバーもついているので突然の雨でも楽器が濡れる心配なし。
同じバムのソプラノサックス用のケースを追加で側面に装着することも出来るので、後々ソプラノも吹いてみたい人は、そのあたりも検討すると良いかもしれません。
初めからダブルケースを買うよりは、敷居が低いです。
背中に大きなポケットが一つ、側面に小さなポケットが一つと、収納力もかなりのものです。僕の場合は、背面の大きなポケットに教本や譜面や筆箱、側面にスワブとメトロノームを収納してます。
収納力があるケースだと、カバンなどを持たなくても移動できるようになります。自宅で練習が難しい人などは、移動する機会が多いため、なるべく収納力があるケースを購入したほうが良いでしょう。
ただ、アルトサックスよりも大きなテナーサックスやバリトンサックスになると、重量のあるケースを選ぶのは、自分の体力を考慮して買ったほうが良いです。
バムはアルトサックス奏者には人気がありますが、テナー以上の重量感がある楽器の場合は、軽さを重視する人が多い気がします。
BAMセミハード ニュートレッキングスタイル(約3.0kg)
BAMのサックスケースからもう一種類です。
トレッキングスタイルよりも大柄に見えますが、実際に背負ってみると、コンパクトになっているのが実感できます。小さくまとまっているので、取り回しもいいですね。
収納力も十分ありますので、背面ポケットには譜面やハーネスなど、演奏に必要な小物をすべて収納することが出来ます。
NEPTUNEセミハード (約2.0kg)
軽量なNEPTUNE(ネプチューン)のセミハードケースです。
BAMと比べると若干安っぽい感じがありますが、持ってみるとしっかりした作りになっています。収納力は負けず劣らずで、譜面ハーネスメトロノームと一通り必要なものが収納できます。
リュック、肩掛け、手持ちの3通りの持ち方が出来るので、車移動が多い人なら手持ちにしたり、電車移動が多いのでしたらリュックと、自分好みにカスタマイズできます。
価格はBAMの半額近くと、かなりのお値頃価格なので本格的なケースは敷居が高いという人は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
KIKUTANI AS−TWEED(約2.4kg)
キクタニのサックスケースはサックスを覆うようなデザインになっています。
このタイプはリュック型と比較しても重量が軽く、キクタニのケースは2kg台に収まっています。また、何と言っても見た目がカッコいい。柔らかで高級感のある落ち着いた風合いのコットンツイードを全面に使用した大人向けなケースです。
リュック、肩掛け、手持ちの三通りの持ち方が出来ますが、リュックで背負っても、ストラップで抱えていてもカッコよく見えます。
収納力はちょっと弱いので、背中にある長方形のポケットには小物やストラップを入れることが出来ます。楽譜の入れられる小さめのトートや、仕事帰りの人はビジネスバッグとセットで使うと思えば、問題ないかと思います。
MarcoMagiセミハードケース(約1.9kg)
ITALY MARCO MAGI アルトサックスケース VINTAGE ヴィンテージシリーズ 991/508 ブラック/オレンジ |
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軽さと見た目を両立しているのが、MarcoMagiのケースです。
サックスを覆うような形になってますが、この形だとケースが体に沿うようになるため
移動も簡単です。
ただ、完全にサックス本体(管体)を包んでいるためネックやマウスピースの収納は管体の中に収納することになります。その為、複数のマッピやリガチャーを持ちたい人は別途カバン等を持たないと行けません。
終わりに
軽さだけで考えると、サナギ型や全体を覆うような形をしている
サックスケースが軽いのですが、それだと譜面や小物の収納力がさほど無い、
というのが難しいところです。
一方で正方形をしたトレッキング型(登山用リュックに似ているからですかね?)
だと収納力は抜群ですが単純な重さではサナギ型には負けます。
また、リュック型であっても譜面台までは収納できるケースがありません。
そうなると、サックスの移動スタイルとしては、
1,サナギ型ケース+中〜大型のカバン(小物と譜面と譜面台)
2、トレッキング型ケース+小型カバン`(もしくは、譜面台ケースのみ)
の2パターンが考えられます。
自分にあったスタイルを見つけて豊かな音楽ライフを過ごしていきたいですね。
では、また。