こんにちは、ヒロタカです。自分は頑張ってるのに、なんで周りと給料が変わらないのだろうと、あなたは思ったことはありませんか?
普段から一生懸命仕事に打ち込んでいる人ほど、ふとした瞬間、そういう気持ちにとらわれることがあります。
残念ながら、そう思ってった時点で、あなたは間違った道に進んでいます。もし、いまのペース以上に給料を上げたいのでしたら、まず理解しないと行けないのは、
・努力をしたら、それをアピールしないと、なんの意味もない
・まわりの人は、あなたが思っている以上にあなたに興味がない(もしくは否定的に見ている)
ということです。
努力すれば給料があがる、と思っていませんか?
会社で、給料をあげようと思ったら、評点や階級を上げるしかありませんが、それを決めるのは上司です。
ここで理解しないといけないのは、上司だからといって、人を評価する能力がある、と思ってしまうことです。
部下を成長させる、適切に能力を評価できるのが優れた上司ですが、残念ながら、日本の企業でまともなマネジメントが出来る人は殆どいないと言っていいでしょう。
自分の考えも持たずに、ただ上司から言われたことだけをこなして、ここまで来てしまったあなたの上司には、人を管理する能力はありません。
そんな状態で、あなたの日々の努力を認めてくれる人が現れると思うのは、楽観的すぎると思いませんか。
給料は、自分の努力ではなく、周りの評判で変わる
自分で人を評価することが出来ない上司は、自分の個人的な感情+周囲からの評判であなたを評価します。けっしてあなたの努力の結晶、たとえば新しい営業提案や研究成果などには目もくれないでしょう。
あなたが全社員営業成績トップを獲得していたら話は別ですが、そういった誰もが認める成績を持っていない限りは、あなたの小さな努力は、まわりからの評判というかたちのないものに潰されてるでしょう。
評価=あなたの努力ではなく、評価=まわりの評判です。
そして、得てしてまわりの評判は、自分が思っているよりも低くなります。
給料をあげたい時に、努力するよりも重要なこと
努力だけでは、評価を上げるのは難しいことです。もちろん、自分の能力向上のために努力することは大切ですが、そういった努力が周りに認められるのはだいぶ後になってからです。
早急に、具体的には一年以内に評価を上げたい、給料をあげたいと思った時にやれる事は2つあります。
上司と友達になる
評価を上げるために、上司に好かれる。これは、一番情けない方法ですが同時に一番簡単な方法でもあります。
あなたの採点者である上司は、人を評価する方法を知りません。なので、自分の感情+周りの評判によってあなたを採点します。
上司も人間なので、自分が好ましいと思う人物に対しては評価が甘くなります。そうなること自体が採点者としては、失格なのですが、それは割愛します。
上司と仲良くなるって評判を上げてもらう。一緒に雑談をし、一緒にタバコを一服し、一緒に飲みに行く。上司に、あなたは自分の仲間だと思ってもらう。
これが、一番くだらない、けれども一番簡単な評価の上げ方です。
圧倒的な成果を上げる
周りの評判なんていう不確かなもので、あなたの能力は評価されています。
評判を覆す方法としては、圧倒的な事実を積み上げるしかありません。
たとえば、営業成績全国トップ、毎年社長賞受賞、TOEIC990点などの、きちんとした対外的にも認められる実績を積み上げると、周囲はあなたの評価を上げざるを得ません。
TOEIC990点のあなたに対して、「英語は、点数じゃ測れない。おまえの英語なんて大したことない」と周囲に言える人はほとんどいないでしょう。
大半の人は、「TOEIC990点。すごい。彼は英語が得意なんだね。よく勉強している」と好意的に評価してくれます。
こういう事実を積み重ねることで、周囲の評判は自ずと良い方向に向かっていきます。
そして、今回は確固たる実績を元にした評価のため容易に変動することはありません。
さいごに
もちろん、あなたが努力すること、能力を向上させようとすることは、長い社会人生活ではとても大事なことですし、それを継続できるか出来ないかで、将来的に大きな差が出ることでしょう。
ただ、覚えていてほしいのは、
1.努力が、周囲の人に認められるまでには、長い熟成期間が必要になる。
2.認めれれるまでは、あなたの評価は、採点者である上司の感情+周りの評価によって決まる。
3.得てして、周りの評価<あなたの努力という構図になってしまうのでモチベーションを保つ努力が大事。
4.上司の評価を上げるための簡単な方法は、上司と友だちになること。
その会社で満足できないなら、転職するなどでステップアップをすることも重要ですが、転職前、転職先で良い評価をもらうのが、転職を成功させる重要な要因になります。
自分を成長させる、周囲に自分をよく見せる。
現代だと、自分のことばかり考えてしまいがちですが、回るからみた自分にも注意を向けてみましょう。
認められたい |
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