こんにちは、ヒロタカです。サックスは音を出すことは難しくない。一方で、良い音を出すのはとても難しい楽器です。
- 良い音を出すためには、今の音をきくようにする。
- 音を客観的に聴くためにレコーダーを使おう。
- スマホで操作するDR-22WL(TASCAM)がおすすめ
- 自分の音を聴き続けると、聴く耳が出来てくる。演奏中でも音を聴けるのようになる。
僕は、そんなサックスを、いい音で鳴らしたいといつも思っています。そして、あなたもそう思っているはずです。
いい音を出すためには、今の自分の音がいい音なのか悪い音なのかを聴かなければいけません。
上手くなるために聴く練習を取り入れましょう。
良い音を出すためには、今の音をきくようにする。
上手くなるためには練習が必要です。練習には二種類あります。アウトプットの練習と、インプットの練習。
サックスの練習はアウトプット主体になりがちです。ロングトーンやスケール、それにエチュードと曲の練習。
アウトプット練習をやるだけでも、たしかに上達します。でも、インプット練習を行えばさらに効率よく上達できるでしょう。
特に、自分がサックスで出している音を聴く。そしてそれを批評する。これが一番大事なインプット練習です。
音を客観的に聴くためにレコーダーを使おう。
聴く練習に慣れてくると、吹きながら自分の音を客観的に聴けます。まだ吹くことで精一杯でしたら、レコーダーを使用することをおすすめします。
ひとりでの練習なら、ずっと録音しておきましょう。そして、寝る前やお風呂で自分の出した音に耳を傾けてみる。
「この音はキレイに響いた」「フレーズの繋がりはもっと均等にしたい」「ffが吹いているときとイメージと違う」などの沢山の感想が浮かんでくるでしょう。それを次の練習の課題とする。
レコーダーで自分の音が聴くことで、いままで以上に自分の音に厳しく、そしていい音が出せるようになります。
スマホで操作するDR-22WL(TASCAM)がおすすめ
僕は、TASCAMのDR-22WLを練習用に購入しました。近くのビックカメラに行って色々比べましたが、評判のTASCAMブランド+スマホを使って遠隔操作出来るのが購入のポイントです。
TASCAM リニアPCMレコーダー Wi-Fi接続対応 DR-22WL |
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DR-22WL Version2.0では、『DR-22WL』本体とお手持ちのスマートホンやタブレット機器とのWi-Fi接続性が大きく改善。『DR-22WL』とスマートホンを直接1対1で接続するモードに加えて外部Wi-Fiルーター経由で接続するモードが追加され、リモートコントロール中もインターネット接続が可能になり、他のアプリへの共有や併用が可能になりました。
専用のアプリ(TASCAM DR CONTROL)をダウンロードして、一度接続設定を行えば、あとはアプリを起動させると自動で接続してくれます。
(iOS、android両方対応)
アンサンブル練習では、その場で演奏を聞いて確認したい。そのため、AnkerのSoundCoreをAmazonで購入。プライム会員だと次の日に届くので楽ちんです。
Anker SoundCore ポータブル Bluetooth4.0 スピーカー 24時間連続再生可能【デュアルドライバー / ワイヤレススピーカー / 内蔵マイク搭載】(ブラック) A3102011 |
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また、DR-22WLは背面にカメラの三脚などが接続できるようになっているので、ミニ三脚を購入。これで録音時の角度調整も出来るようになります。
HAKUBA 三脚 eポッド2 ライト ガンメタリック 1段 1WAY雲台 H-EP2LT-GM |
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自分の音を聴き続けると、聴く耳が出来てくる。演奏中でも音を聴けるのようになる。
ひとりで練習する時は、練習中ずっと録音しておく。そしてそれを風呂場や寝る前に確認する。アンサンブルなどの人と合わせる練習の場合は、スピーカーを接続して録音した演奏をみんなで聞いて確認、客観的に聴くようにする。
ひとりでも、大人数でも、アウトプット(スケール・演奏など)→インプット(自分の音を聴く、演奏曲の完成度を確認する)→アウトプットのサイクルを作ることが練習の質を高める近道です。
聴くことを意識して練習すると、レコーダーが無くても自分の音を客観的に聴くことが出来るようになります。
最終的に自分が自分の観客になること、を目指しましょう。
どんなときでも、人に聴かせるように演奏する。どんなときでも観客の視点で音を聴く。
つねに演奏会のつもりで練習することができるようになれば、今までよりずっと良い音が出せるようになるでしょう。