こんにちは、ヒロタカです。僕は、仕事をキリの良いところまでやりきってしまいたいと思う人間です。
キリの良いところまでもう少しもう少しと仕事をしていくと、つい定時を過ぎてしまい、なかなか定時で帰れない、なんてことが結構あります。今の職場だと自分一人で仕事が完結するものが多いので、自分のペースですすめる事が出来てしまいます。作業自体はマイペースにやれるので、それは助かっています。その反面、自分の裁量でいくらでも仕事をやり続ける事が出来てしまいます。
仕事が楽しいことは良いことだと思うのですが、それでダラダラと残業してしまってはメリハリのある生活がおくれません。仕事も頑張りたい。勉強も頑張りたい。趣味も頑張りたい。時には映画を見に行ったり友人と飲みに行ったりリラックスするのも、社会人生活を続ける上では必要なことだと思います。ただ、仕事を一生懸命頑張る人ほど仕事が集まってくるのも事実です。それで頑張って仕事をこなしてふと、ひと息つくと周りに誰もいない。そして自分でも驚くほど疲れている。という事もあるでしょう。
長い社会人生活、一つの企業で頑張り続けるのも、転職するのも、独立するのもありだと思いますが、なにより身体が資本です。いい仕事は体調が万全で無いと出来ません。無理の効かなくなる前に、休むときはしっかり休む習慣付けを行いましょう。
そうは言っても、すぐに定時ダッシュに切り替えられるほど器用な人間はそうそういません。なのでひとつテクニックを紹介します。これはキリが良いところまで仕事をしようとして、ついつい残業してしまう人におすすめしたいマインドセットです。それは、定時前の十五分間を仕事しない時間としてしまうことです。
クールダウンタイムをつくろう
ビジネスマンはテキパキした人が求められますが、そんなに上手く切り替えられる人はいません。
「仕事終わりました!はい帰ります。お疲れ様でした!」
これが出来る人は凄い人です。そうじゃない人、すぐに切り替え出来ない普通の人は、帰る15分前に仕事を止めて、脳と心のクールダウンを行う事をおすすめします。仕事を終えて、ひと息つく。机の片付けをしてもいいし、お茶を飲むのも良いでしょう。そうすると心が落ち着いて冷静になります。明日やれる仕事は、明日頑張ろうと切り替えるとこが出来ます。帰ろう、と心が整う時間を作りましょう。
これは、マラソンのクールダウンに似ています。長距離のマラソンを走り終えた後に、急に立ち止ってしまうと体調不良や故障の原因になります。そのためにゴールテープを、切ったあとも軽いランニングなどで心拍数、心臓の脈動を整えます。これは仕事でも同じだと思います。帰るために脳と心を整えるのです。急に仕事をやめることは出来ません。特に仕事に集中しているときは、お腹も空かず疲れも感じないときがあります。一種のランナーズハイなのかもしれません。しかし、これは一時的なものなので長くは続きません。常に疲れを残さないように、冷静に計画的に進めていきましょう。そのために、最後の15分間をクールダウンタイムとすることをオススメします。
クールダウン中に明日の予定を考える
もし、仕事時間に仕事をしていない事に罪悪感を感じるのでしたら、休む代わりに明日の仕事のスケジュールを考えるのはどうでしょうか。いつもなら朝やっている仕事のスケジュールの確認。それを前日の就業直前に行うのです。仮に9時〜18時が就業時間だとしたら、前日の17時45分〜18時、当日の9時〜17時45分を1日の就業時間だと考えるのです。これなら罪悪感も生まれにくいのではないでしょうか。
要するに、仕事という延々と走り続けられてしまうトラックから一回離れて冷静になる習慣づけが大事なのです。無理に休む必要はありませんが、一回ランナーズハイから冷めてみるのです。うまく行けば残業が減って、さらに次の日の予定を確認する習慣もできる一石二鳥の方法です。